今日はProgatefreeCodeCampの違いについて、紹介しようと思います。

内容は2021年9月時点のものなので変更があるかもしれません。

Progateについて

Screenshot 2021-09-17 at 21-58-50 Progate(プロゲート) Learn to code, learn to be creative .png Progateより引用

Progateって、どんなサービス?

Progateは、環境構築のいらない初心者方向けのプログラミング学習サービスです。 2014年7月に創業したとのことです。記憶が曖昧なのですが、東大生が作ったサービスというので話題になっていて、当時会社の上司とこんなサービスが出たんだーと話題になってた記憶があります。

トップページに、ユーザーは2,300,000で提供国数100以上と書かれていて、てっきり日本だけと思っていたのですが他の国向けにも提供されていたんですね。

某インフルエンサーさんが、プログラミングの勉強をするのにProgateを使うことをすすめていた影響もあって、Twitterで駆け出し~のハッシュタグや今日の積み上げのハッシュタグをたどると結構な方がやっていますね。

freeCodeCampについて

Screenshot 2021-09-17 at 22-00-05 freeCodeCamp org.png freeCodeCampより引用

freeCodeCampって、どんなサービス?

2014年以降40,000人以上の方が、AppleやGoogleなどの会社に就職していると、トップページに書かれています。ユーザー数は書かれていないので現在どれくらいのユーザーが居るのかはちょっとわかりませんが、非営利のプログラミング教育Free Code Campが2年間で100万名の生徒を育てる(既存のデベロッパーのレベルアップ教育もあり)という記事では、

100万名の生徒と、5000名の初心者デベロッパー、そして6000名の熟練デベロッパーが集まり、それぞれ技能を磨いた。

と書かれているので、かなりの方がfreeCodeCampで学んでいることがわかります。

非営利団体が運営していて、基本的には無料で受講することができます。

ProgateとfreeCodeCampの共通点

環境構築が不要

ProgateとfreeCodeCampは結構似ていて、解説があり問題が出てその問題に答えられると次にすすめることがあります。環境構築も不要です。

ProgateとfreeCodeCampの違い

料金の違い

Progateは基本は無料ですが、応用は有料になっています。料金は現在月額¥1,078円だそうです(2021年9月時点)。無料プランだと本当に触りしかできないので、これだけだとあまり意味がないかと思います。

一方、freeCodeCampは無料です。進めていくとたまに寄付をしてください!とでることがありますが、強制ではありません。

内容の違い

可愛さ・ゲーム性が高いのはProgateだと思います。一方、freeCodeCampはシンプルでProgateのようなキャラクターもいません・・・。ですが、freeCodeCampの内容はかなりのボリュームがあり、日々アップデートされているようです。私も試しにレスポンシブウェブデザインをやってみたのですが、HTMLやCSSだしそんなに詰まることはないだろうと思ってはじめたら、ボリュームがあったので後悔しました。

ただ、どちらにしてもすべての内容を網羅しているわけではないので、ググりながら勉強していく必要があると思います。

認定の違い(推測が入っています)

この部分は私もやっていないところなのでわからないところではあるのですが、ProgateとfreeCodeCampも「認定」があります。

Progateでは、Web開発パスというのをすべてクリアすると認定証がもらえるようです。

freeCodeCampでは、それぞれ最後にプロジェクトというものがありそれをクリアしないと認定証はもらえません。freeCodeCampでは認定を申請する場合に「作品を盗用をしていないか」などの同意が必要になります。結構厳重ですよね。

Progate・freeCodeCamp共にあんまりやったことないので憶測で申し訳ないのですがfreeCodeCampのほうが自由度が高く、内容が濃いような気がします。

freeCodeCampのレスポンシブウェブデザインでは、CodePenを使って指示にあわせて作っていきます。指示された条件さえ合えばどのような内容でも問題ないみたいです(個性が出る部分ですね)。私は、内容をどうするかで悩んでしまったので、ぶっ飛ばして次のJavaScriptの方にすすめてしまいました。

言語の違い

Progateは日本語・英語の対応をしています。

freeCodeCampの対応言語は、英語・スペイン語・中国語・イタリア語・ポルトガル語となっていて、日本語は残念ながらありません。ただ、グーグル翻訳しながらできるので、そこまで気にしなくても良いかなと思います!

日本ではProgateのほうが人気(だと思う

Progateと比較するとfreeCodeCampのことを日本語でつぶやいている方はほとんどいません。寂しい。

先日たまたまfreeCodeCampのハッシュタグをみていたら、日本語でつぶやいている方がいたので、速攻でフォローしました。freeCodeCampはじめてだいぶたったと思いますが、それくらい日本語でつぶやいている人がいません(ボリュームがあるのでつぶやいている暇ないよ!っていう感じなのかもしれませんけれどね)。

一方、Progateは日本語でつぶやいている人は1日で何度も見ますよね。

まずは一度試しにやってみては?

ProgateもfreeCodeCampもどちらでも良いとは思いますが、個人的には自分もやっているのもあり、freeCodeCampをやってほしいなぁ~と思います。

もちろん、ProgateもfreeCodeCampだけだと足りないと思います(こっちにはあって、こっちには説明がないというのも!)。他の本などでしっかりと補う必要がありますね。

私は以前ここで「JavaScriptで作りたいものが決められない」と質問していたとおり悩んでいました。freeCodeCampのような力試しのようなプロジェクトがあり、その中で自由に自分を表現するのは探していたものとマッチしていると感じています。

どちらにしろ継続が大事なので、ProgateもfreeCodeCampを試しに使ってみるのもありかなぁ~と思います。